顔が広い(かおがひろい)
「顔が広い」の意味
顔が広い(かおがひろい)
意味:多くの人に知られている
この場合の「顔」は、その人自身のこと。
また、「広い」は及ぶ範囲が大きいという意味。
「顔が広い」で、その人が顔を合わせる人の範囲が大きいということ。
つまり、交際の範囲が大きくて多くの人に知られている、知り合いが多方面にいる、人脈が広いという意味を表しています。
「顔が広い」の使い方
(例)彼はこの業界で顔が広いので、仕事に困らない。
多くの人に知られているという意味を表すときに用います。
この慣用句は、良い意味で知られている場合にだけ使われ、悪い意味で有名である場合には使われません。
類義
「顔が広い」と似たような意味の慣用句として、「顔が利く(かおがきく)」「顔が売れる(かおがうれる)」があります。
「顔が利く」は、顔が知られていて無理を言っても通るという意味です。
「顔が売れる」は、世間に広く名が知られるという意味です。