「月と鼈」の意味
月と鼈(つきとすっぽん)は、二つのものの違いが比べものにならないほど大きい、という意味の慣用句です。
「月」と「鼈(すっぽん)」とは、どちらも丸い形をしていて似ています。
しかし、空高く浮かんで光る「月」と、泥水の底に生息している「すっぽん」とでは、その美醜の違いがあまりに大きすぎます。
つまり、二つの物事の違いが比べ物にならないほど大きいことのたとえとして、「月」と「すっぽん」が並べられています。
「月と鼈」の使用例
・「同じ高校生でも、オリンピック代表と僕とでは月とすっぽんだ。」
「月と鼈」の類似表現
- 提灯に釣鐘(ちょうちんにつりがね)
- 雲泥の差(うんでいのさ)