慣用句

慣用句

首を捻る(くびをひねる)

「首を捻る」の意味首を捻る(くびをひねる)は、考え込む、また、疑問に思う、という意味の慣用句です。不思議なことや理解できないことに考えをめぐらしたり疑問に思ったりするときに使います。「首を捻る」の使用例・「彼は、銀行通帳を見ながらしきりに首...
慣用句

手を抜く(てをぬく)

「手を抜く」の意味手を抜く(てをぬく)は、必要なことを省いていいかげんに行う、という意味の慣用句です。行わなければならない手順や、使わなければならない材料を省くなどして、物事をいい加減に行うときに使います。名詞で「手抜き(てぬき)」といいま...
慣用句

手に汗を握る(てにあせをにぎる)

「手に汗を握る」の意味手に汗を握る(てにあせをにぎる)は、どうなることかとはらはらする、という意味の慣用句です。何かを心配して緊張すると、握りしめた手のひらに汗をかきます。そこから、何かの成り行きを見守っていて、どうなることかと心配・興奮し...
慣用句

口が滑る(くちがすべる)

「口が滑る」の意味口が滑る(くちがすべる)は、余計なことをうっかり言ってしまう、という意味の慣用句です。「口」は、言うこと、ことばという意味。「滑る」は、その位置に留まることができないという意味です。言ってはいけないことや言う必要のないこと...
慣用句

嘴を容れる(くちばしをいれる)

「嘴を容れる」の意味嘴を容れる(くちばしをいれる)は、他人の事に干渉する、という意味の慣用句です。自分とは関係がない他人の話に割り込んだり、他人の行動にいろいろと口出しをしたりするときに使われます。「嘴を入れる」と書くこともあります。「嘴を...
慣用句

横槍を入れる(よこやりをいれる)

「横槍を入れる」の意味横槍を入れる(よこやりをいれる)は、横から口出しをする、という意味の慣用句です。「横槍」は、合戦で敵の側面に別の隊が槍でつっかかることを意味します。そこから、他人の事に第三者が口を出して邪魔をするという意味で使われます...
慣用句

槍玉に挙げる(やりだまにあげる)

「槍玉に挙げる」の意味槍玉に挙げる(やりだまにあげる)は、非難の対象に取りあげる、という意味の慣用句です。「槍玉」は、槍を手玉のように自在に扱うことを意味します。多くの中から一人または一つを選んで、非難・攻撃の対象として取り上げることを表し...
慣用句

渡りに舟(わたりにふね)

「渡りに舟」の意味渡りに舟(わたりにふね)は、ちょうど都合のよいことが起こる、という意味の慣用句です。川を渡りたいと思っているときにちょうど舟が来る。つまり、何かをしたいと思っているときに、ちょうどそれに都合のよいことが起こるということを表...
慣用句

玉に瑕(たまにきず)

「玉に瑕」の意味玉に瑕(たまにきず)は、ほかは立派だがわずかに欠点がある、という意味の慣用句です。「玉」は宝玉のことで、立派なもの、完璧なもののたとえ。それに「瑕(きず)」があるということで、ほとんど立派なものなのに、ほんのわずかだけ欠点が...
慣用句

黒白を争う(こくびゃくをあらそう)

「黒白を争う」の意味黒白を争う(こくびゃくをあらそう)は、物事の善し悪しをはっきりさせる、という意味の慣用句です。「黒白」は、囲碁の黒石と白石のこと。物事の善悪や正邪をはっきりさせることを、囲碁の争いにたとえた慣用句です。「黒白を明らかにす...