慣用句

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腹を決める(はらをきめる)

「腹を決める」の意味腹を決める(はらをきめる)は、決心する、という意味の慣用句です。「腹」とは、人間の本当の心がそこにあると考えられた体の部分です。それを「決める」ということから、決心する、覚悟を決めるという意味になります。「腹を決める」の...
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兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)

「兜を脱ぐ」の意味兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)は、降参する、という意味の慣用句です。昔、武士は戦場で敵にかなわなくなったときに兜を脱いで降参の意思表示をしました。そこから、相手側の力量・努力・情熱などのほうが自分よりも勝っていることを認めて降参...
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匙を投げる(さじをなげる)

「匙を投げる」の意味匙を投げる(さじをなげる)は、物事をあきらめる、という意味の慣用句です。ここでの「匙」は、昔、薬を調合するために医者が使っていた道具です。それを「投げる」というのは、あれこれ手を尽くしても治る見込みがないので、医者が患者...
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肩を持つ(かたをもつ)

「肩を持つ」の意味肩を持つ(かたをもつ)は、一方の味方をする、という意味の慣用句です。肩に手を掛ける様子から、対立している一方の人の意見に賛成したりかばったりして味方をする、ひいきをするという意味に使われます。「肩を持つ」の使用例・「けんか...
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手を握る(てをにぎる)

「手を握る」の意味手を握る(てをにぎる)は、協力する、または、仲直りする、という意味の慣用句です。「手を握る」は、直接的にはお互いに握手することを意味します。その様子から、目的のために力を合わせるという意味や、和解して仲直りするという意味の...
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腹を割る(はらをわる)

「腹を割る」の意味腹を割る(はらをわる)は、本心を打ち明ける、という意味の慣用句です。「腹」は、本当に心で思っていることがそこにあると考えられる部分であって、ここでは人間の本心を表しています。その腹を「割る」というのは、心の中を包み隠さずさ...
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口を割る(くちをわる)

「口を割る」の意味口を割る(くちをわる)は、白状する・自白する、という意味の慣用句です。「口を割る」は、かたく閉じていた口が割れるように開く様子を表しています。そこから、問い詰められて隠していたことを白状する、行いを自白するという意味で使わ...
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額を集める(ひたいをあつめる)

「額を集める」の意味額を集める(ひたいをあつめる)は、集まって相談する、という意味の慣用句です。「額」〔=おでこ〕を「集める」で、多くの人が寄り集まって話し合っている様子を表しています。そこから、集まって熱心に相談するとい意味で使われます。...
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膝を交える(ひざをまじえる)

「膝を交える」の意味膝を交える(ひざをまじえる)は、打ち解けて話し合う、という意味の慣用句です。膝を「交える」というのは、膝が交差するほどお互いに近寄ることを表しています。そのくらいに互いに打ち解けた上で話し合う様子を意味します。「膝を交え...
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顎を出す(あごをだす)

「顎を出す」の意味顎を出す(あごをだす)は、とても疲れる、という意味の慣用句です。長時間歩いて疲れた状態になると、前かがみになって顎を突き出した姿勢になります。そこから、とても疲れる・疲れ切ることを「顎を出す」といいます。転じて、物事が手に...