慣用句

幅を利かせる(はばをきかせる)

「幅を利かせる」の意味幅を利かせる(はばをきかせる)は、威勢をふるう、という意味の慣用句です。「幅」は、自由にできる余地ということで、ここでは威勢を意味します。自分を大きく見せようとして威勢をふるう・威張ることを表しています。「利かせる」を...
慣用句

花を持たせる(はなをもたせる)

「花を持たせる」の意味花を持たせる(はなをもたせる)は、相手に手柄を譲る、という意味の慣用句です。「花」は、誰もが持っていたいと思うもののことで、手柄や勝利、栄誉などを指します。本来ならば自分の手中に収めることができた手柄・勝利などを、相手...
慣用句

根も葉も無い(ねもはもない)

「根も葉も無い」の意味根も葉も無い(ねもはもない)は、なんの根拠もない、という意味の慣用句です。「根」を物事の原因、「葉」をその結果に見立てて、そもそもの原因がないので当然その結果もない、つまり、なんの根拠もないでたらめであることを表してい...
慣用句

「漁師」と「猟師」の違い

「漁師」と「猟師」の意味の違い【漁師】猟をして生活する人【猟師】狩猟をして生活する人「漁師」と「猟師」は、ともにリョウシと読む同音異義語です。「漁師」は、漁、すなわち、魚や貝などをとることを生業としている人を意味します。漁夫(ぎょふ)。「猟...
紛らわしい語

「実戦」と「実践」の違い

「実戦」と「実践」の意味の違い【実戦】実際の戦い【実践】実際に行う「実戦」と「実戦」は、ともにジッセンと読む同音異義語です。「実戦」は、演習・練習ではない実際の戦い・試合を意味します。「実践」は、単なる知識・思考だけで終わらずに、実際に行っ...
慣用句

手を付ける(てをつける)

「手を付ける」の意味手を付ける(てをつける)は、次のような意味の慣用句です。①ある物事に取り掛かる、着手する。②金を使う、使い込む。とくに本来は使ってはならない金を使うこと。③料理を食べ始める。④目下(めした)の女性と肉体関係を結ぶ。「手を...
慣用句

途方に暮れる(とほうにくれる)

「途方に暮れる」の意味途方に暮れる(とほうにくれる)は、どうしていいかわからずに困る、という意味の慣用句です。「途方」は進むべき方向という意味で、「暮れる」は時間が過ぎていくという意味です。解決するためによい方法・手段がなくて、どうしたらよ...
慣用句

飛ぶ鳥を落とす勢い(とぶとりをおとすいきおい)

「飛ぶ鳥を落とす勢い」の意味飛ぶ鳥を落とす勢い(とぶとりをおとすいきおい)は、勢いがとても盛んである、という意味の慣用句です。空を飛んでいる鳥を圧倒して落とすくらいに、勢いが盛んであることを表しています。「平治物語」に「飛ぶ鳥も落ち、草木​...
慣用句

首を捻る(くびをひねる)

「首を捻る」の意味首を捻る(くびをひねる)は、考え込む、また、疑問に思う、という意味の慣用句です。不思議なことや理解できないことに考えをめぐらしたり疑問に思ったりするときに使います。「首を捻る」の使用例・「彼は、銀行通帳を見ながらしきりに首...
慣用句

手を抜く(てをぬく)

「手を抜く」の意味手を抜く(てをぬく)は、必要なことを省いていいかげんに行う、という意味の慣用句です。行わなければならない手順や、使わなければならない材料を省くなどして、物事をいい加減に行うときに使います。名詞で「手抜き(てぬき)」といいま...