慣用句

指をくわえる(ゆびをくわえる)

「指をくわえる」の意味指をくわえる(ゆびをくわえる)は、うらやましけれど手を出せない、という意味の慣用句です。ほしい・うらやましいと思いながらも、手を出せずにただ見ているしかない様子を、小さな子供が指をくわえて物欲しそうにしている様子にたと...
慣用句

横車を押す(よこぐるまをおす)

「横車を押す」の意味横車を押す(よこぐるまをおす)は、道理に合わないことを無理に通そうとする、という意味の慣用句です。車は、進行方向の横から押してもふつうは動きません。道理・理屈に合わないことを無理やりに押し通そうとすることを、横から車を押...
慣用句

目が肥える(めがこえる)

「目が肥える」の意味目が肥える(めがこえる)は、物の価値が見分けられるようになる、という意味の慣用句です。「目」は物の価値を見抜くこと、「肥える」は数多く経験することによって判断する能力が備わることを意味します。よい物を見慣れたことによって...
慣用句

耳が痛い(みみがいたい)

「耳が痛い」の意味耳が痛い(みみがいたい)は、自分の欠点を聞かされてつらい、という意味の慣用句です。他人の言うことが自分にとって都合の悪い部分に触れてくるので、それを聞くのがつらいという意味を表すときに使われます。「耳が痛い」の使用例・「怠...
慣用句

目に角を立てる(めにかどをたてる)

「目に角を立てる」の意味目に角を立てる(めにかどをたてる)は、怒って人をにらみつける、という意味の慣用句です。怒って目付きが鋭くなる様子を、「角を立てる」と表しています。「目角を立てる(めかどをたてる)」ともいいます。「目に角を立てる」の使...
慣用句

寝耳に水(ねみみにみず)

「寝耳に水」の意味寝耳に水(ねみみにみず)は、思いがけない話に驚く、という意味の慣用句です。寝ている最中に耳に水を注がれると、誰でもびっくりします。思いがけない話を聞いて驚くようすを、それにたとえたものです。「寝耳に水」の使用例・「ボーナス...
慣用句

目を丸くする(めをまるくする)

「目を丸くする」の意味目を丸くする(めをまるくする)は、おどろいて目を大きく見開く、という意味の慣用句です。人は、何かに驚いたときには目を大きく見開きます。その様子を「丸くする」と言い表したものです。「目を丸くする」の使用例・「社長が急に歌...
慣用句

目を掛ける(めをかける)

「目を掛ける」の意味目を掛ける(めをかける)は、ひいきにする、という意味の慣用句です。気に入った相手を特別に可愛がって、何かにつけてその者の面倒をみる、ひいきにすることを表すときに使います。「目に掛ける(めにかける)」とも言います。「目を掛...
慣用句

目も呉れない(めもくれない)

「目も呉れない」の意味目も呉れない(めもくれない)は、まったく無視する、という意味の慣用句です。見ることさえもしてくれないということから、まったく関心を示さないで無視するという意味で使われます。たいていの場合は、何かほかの物事に集中している...
慣用句

目に余る(めにあまる)

「目に余る」の意味目に余る(めにあまる)は、ひどくて黙って見ていられない、という意味の慣用句です。「余る」は、能力や限度を超えているという意味。それが「目」=見ると結びついて、あまりにひどくて見るに堪えない、黙って見ていられないという意味で...