異字同訓

紛らわしい語

「合わせる」と「併せる」の違い

「合わせる」と「併せる」の違い【合わせる】一致させる、一つにする【併せる】別々のものを一緒に行う「合わせる」と「併せる」は、ともに「あわせる」と読む異字同訓の語です。「合わせる」は、物と物とを一致・調和させる、あるいは、一つにする・合算する...
紛らわしい語

「香り/香る」と「薫り/薫る」の違い

「香り/香る」と「薫り/薫る」の意味の違い【香り/香る】よいにおい(がする)【薫り/薫る】それらしい趣(がある)「香り/香る」と「薫り/薫る」は、ともに「かおり/かおる」と読む異字同訓の語です。「香り/香る」は、鼻で感じられるよい匂い(がす...
紛らわしい語

「慎む」と「謹む」の違い

「慎む」と「謹む」の意味の違い【慎む】行き過ぎないように心がける【謹む】相手に対して敬意を表す「慎む」と「謹む」は、ともに「つつしむ」と読む異字同訓の語です。「慎む」は、行き過ぎた言動をして失敗することのないように心がける、控え目にするとい...
紛らわしい語

「恐れる」と「畏れる」の違い

「恐れる」と「畏れる」の意味の違い【恐れる】危険から逃げたいと思う、不安を感じる【畏れる】圧倒的な存在に対してつつしんだ態度になる「恐れる」と「畏れる」は、どちらも「おそれる」と読む異字同訓の語です。「恐れる」は、身の危険を感じてそれから逃...
紛らわしい語

「指す」「刺す」「挿す」「差す」の違い

「指す」「刺す」「挿す」「差す」の意味の違い【指す】位置や方向を示す【刺す】尖った物で突き通す、刺激を与える【挿す】細長い物を中に入れる【差す】かざす・身につける、現れる、生じる「指す」「刺す」「挿す」「差す」は、いずれも「さす」と読む異字...
紛らわしい語

「花」と「華」の違い

「花」と「華」の意味の違い【花】植物のハナ、見栄えするもの【華】きらびやかで人目をひくこと・もの「花」と「華」は、ともに「はな」と読む異字同訓の語です。「花」は、植物が咲かせるハナを意味します(古くはウメ、現代ではサクラを指すことが多い)。...
紛らわしい語

「満たす/満ちる」と「充たす/充ちる」の違い

「満たす/満ちる」と「充たす/充ちる」の意味の違い【満たす/満ちる】いっぱいにする【充たす/充ちる】十分に与える「満たす/満ちる」と「充たす/充ちる」は、ともに「みたす/みちる」と読む異字同訓の語です。「満たす/満ちる」は、それ以上入らない...
紛らわしい語

「惨い」と「酷い」の違い

「惨い」と「酷い」の意味の違い【惨い】非常に痛ましい【酷い】相手の苦しみを気にしない「惨い」と「酷い」は、ともに「むごい」と読む異字同訓の語です。「惨い」は、あまりにもひどくて見るにたえないほど痛ましい、かわいそうだと感じることを意味します...
紛らわしい語

「煩う」と「患う」の違い

「煩う」と「患う」の意味の違い【煩う】悩み苦しむ【患う】病気になる「煩う」と「患う」は、ともに「わずらう」と読む異字同訓の語です。「煩う」は、心の中で悩んだり苦しんだりすることを意味します。「患う」は、重い病気にかかるという意味です。「煩う...
紛らわしい語

「他」と「外」の違い

「他」と「外」の意味の違い【他】それとは別のもの【外】ある範囲から出たところ「他」と「外」は、ともに「ほか」と読む異字同訓の語です。「他」は、それとは別のもの・ところという意味です。具体的に異なったなにかをイメージできるときに用います。「外...